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米国銀行業界における格差:「グローバルなシステム上重要な銀行」の強靱性について考える(第Ⅰ部)

2023年 11月 14日

米国銀行業界における格差:「グローバルなシステム上重要な銀行」の強靱性について考える(第Ⅰ部)

今年の銀行セクターは危機的状況に見舞われました。3月のシリコンバレー銀行破綻に続いて地方銀行の破綻が生じ、その中にはファースト・リパブリック銀行のような注目すべき事案もありました。その結果、三大格付機関は今夏に次々と各行の格下げを行い、銀行セクター全体の健全性に対する疑念を再燃させました。また、市場は高金利の長期化にも備えようとしています。これらの問題により市場には不安定感が蔓延しています。特に、米国大手銀行の強さを見ると、対照的に地方銀行の不安定さが浮き彫りとなります。こうした動きの中で、「グローバルなシステム上重要な銀行」(Global Systemically Important Banks:G-SIBs)を小規模な銀行と比較すると、G-SIBsが驚くべき強靱性を備えていることがわかります。本稿ではG-SIBsの持続的な強さを支えている要因について掘り下げます。

米国銀行業界における格差:優先証券の投資機会(第II部)

2023年 11月 14日

米国銀行業界における格差:優先証券の投資機会(第II部)

第Ⅱ部では、G-SIBsが発行する優先証券が現在のマクロ経済環境下で有する魅力的な機会について考えてみましょう。G-SIBsは優先証券の中心的な発行者です。G-SIBsの強靱性により、優先証券は新たな投資対象として魅力あるものになっているとGlobal Xは考えます。また、G-SIBが優先証券市場の主要プレーヤーになった経緯、時価総額加重型優先証券ファンドが特異なリスクを軽減しながら大規模発行者に対するエクスポージャーを均衡させる仕組み、そして、大手金融機関やディフェンシブな企業および業界に対するエクスポージャーを拡大しながら新たなインカム源泉を追求する投資家にとって、グローバルX 米国優先証券ETF(PFFD)がどのようなソリューションとなりうるかについても考えていきます。

四半期インカムコメンタリー:魅力的なインカム・ソリューションとしてのカバード・コール戦略

2023年 7月 28日

四半期インカムコメンタリー:魅力的なインカム・ソリューションとしてのカバード・コール戦略

連邦準備制度理事会(FRB)は2023年6月の会合で利上げの一時停止を決定しましたが、経済状況と独自のデータ分析によって妥当であると判断される場合には、2023年に利上げが行われる可能性があるとも発表しました。株式市場は前向きなセンチメントを経験しましたが、その多くは大手テック数銘柄に牽引された結果であったため、マーケット・ブレドス(指数に目立つ動きがある場合の、その動きを牽引する銘柄数の多寡)が懸念材料となっています。投資家が、主要な株価指数エクスポージャーに加え、コール・オプションの売却をすることで、コール・オプションの売却から得られるプレミアムを通じてインカムを補うとともに、市場の下振れ懸念を軽減できるとGlobal Xは考えています。

エネルギー&MLPインサイツ:米国ミッドストリーム部門は、M&A活動とエネルギー供給ファンダメンタルズから利益を享受できる

2023年 6月 29日

エネルギー&MLPインサイツ:米国ミッドストリーム部門は、M&A活動とエネルギー供給ファンダメンタルズから利益を享受できる

米国のミッドストリーム・パイプライン部門は依然として高い分配金利回りと割安なバリュエーションを示しており、長期にわたる上昇局面を経ても同セクターは魅力的な投資対象であるとGlobal Xは考えます。今四半期は、成長のために企業合併・買収(M&A)への関心を高めるミッドストリーム業界が、その好調なモメンタムを維持する可能性について焦点を当てます。また、米国のエネルギー生産量が記録的な水準となる中、最近OPECプラスが減産延長を決定したことにより、米国のパイプライン部門にどのようなプラスの供給ファンダメンタルズが生まれるかを取り上げます。

グローバルX 米国T-Bill 1-3か月 ETF(CLIP)のご紹介

2023年 6月 21日

グローバルX 米国T-Bill 1-3か月 ETF(CLIP)のご紹介

グローバルX 米国T-Bill 1-3か月 ETF(CLIP)は、投資家に米国債イールドカーブ(利回り曲線)のフロントエンドへのアクセスを提供し、今日のマクロ経済情勢における低ボラティリティの投資オプションに対するニーズの高まりに応えます。信用リスクと金利リスクが投資家の主な懸念事項として存在する中、米国債T-Bill ETFは、戦略的・戦術的配分の両面で理想的なソリューションとなる可能性があります。ETFというラッピングにより透明性と費用対効果が上がり、投資オプションとしての魅力をさらに高めています。

銀行セクター再編後の優先証券の展望

2023年 6月 16日

銀行セクター再編後の優先証券の展望

昨年、過去数十年類を見ないインフレ水準に対抗するため、連邦準備制度理事会(FRB)が1980年代以来となる強力な引き締め策に着手し、株式と債券は大きな環境の変化を経験しました。2023年第1四半期、これら政策変更の結果の一部が、特に銀行セクターに浸透し始めました。本稿では、米国の銀行セクターの最新情報を提供しつつ、幅広く地方銀行に影響を与えた問題、そして具体的に優先証券の現在の見通しについて掘り下げていきたいと思います。

四半期インカムコメンタリー:短期国債金利は政策転換の可能性を示唆

2023年 5月 19日

四半期インカムコメンタリー:短期国債金利は政策転換の可能性を示唆

2023年第1四半期は預金者が代替手段を求め、銀行セクターのボラティリティが上がる中、様々なシグナルが発信されました。一方、株式と債券の両市場における主要株価指数は力強く回復しました。前四半期に、金利がピークに達して金融政策が反転する可能性について、予想をお話ししました。米国債の金利カーブの短期利回りをみると、このような傾向が顕在化しています。こうした傾向がさらに顕在化する可能性がある中、インカム投資家は守りの姿勢の株式インカム戦略を魅力的な選択肢と考えるかもしれません。

オプション戦略のインカムの展望を理解する

2023年 5月 11日

オプション戦略のインカムの展望を理解する

FRB(連邦準備制度理事会)が継続的にマネーサプライを抑制していることから、インカム追求型の投資家は不安定な市場に直面しています。インフレ、雇用、経済成長のデータはまちまちで、不安定さがさらに助長されています。このような環境下では、投資家は、利回りや価格上昇だけでなく、トータルリターンを重視した投資先に資産を分散させることが重要であるとGlobal Xでは考えています。本レポートでは、投資家の皆様が最近の市場の混乱を乗り切るために実行可能な様々な投資手段をご紹介します。

インカム見通し:金利ピークアウトが予想される環境におけるオルタナティブ・インカム戦略のメリット

2023年 3月 17日

インカム見通し:金利ピークアウトが予想される環境におけるオルタナティブ・インカム戦略のメリット

2月の米国消費者物価指数(CPI)は前年比+6.0%となりましたが、2022年6月の+9.1%からは大幅に鈍化しており、このトレンドは2022年第4四半期から2023年初頭にかけて一層顕著になっています。利上げは4回連続の75bpsから、昨年12月には50bps、2月には25bpsへと、上昇ペースが減速してきています。雇用や消費者支出のデータからは依然として景気が比較的堅調に見えますが、Global Xはオルタナティブ・インカム戦略を通じてインカムの水準を高められる手法が多数あると考えています。そうした手法には分散効果も期待でき、現在のような市場環境においてもレジリエンスを実現できる可能性があります。

次のビッグテーマ:2022年12月

2022年 12月 23日

次のビッグテーマ:2022年12月

Global Xが定期的にお届けするディスラプティブ(破壊的創造)トレンドに関する情報です。今回は、Eコマース、ますます身近になる自動化、クリーンエネルギーへの政府拠出が継続へ、EV革命で加速する各社のリチウム計画、BNPL:2022年における消費者の救済策、米国は半導体の国内覇権奪回を目指す、についてご紹介します。

インカム見通し:2022年第4四半期 - 金利ボラティリティ上昇は2023年にFRBが利上げを停止する可能性を示唆

2022年 12月 20日

インカム見通し:2022年第4四半期 - 金利ボラティリティ上昇は2023年にFRBが利上げを停止する可能性を示唆

米国の消費者物価指数が6月に9.1%とピークに達し、その後、夏期の高水準から反転したものの10月のインフレ率は7.7%と、依然としてFRBの均衡金利を大きく上回って推移していました。主な特徴のひとつはインフレのなかでも粘着性の高い要素が寄与しているという点で、サービス(食料・エネルギー除く)が前年比6.74%上昇、所有者の帰属家賃が1980年代の高値を更新するなど、インフレ圧力が予想よりも長期化する可能性があります。
FRBは11月のFOMCで政策金利の引き上げを全会一致で決定し、4回連続で75bpの引き上げを実施し、インフレ阻止に向けて1980年代以来最も積極的な引き締め策を展開しました。また、金利上昇により、短期債券への投資意欲も高まっています。しかし、このような環境下においては、より強靭性の高いインカム戦略が代替案として存在するとGlobal Xでは考えています。

QDIV:サイクル後半に適したクオリティ高配当戦略

2022年 11月 14日

QDIV:サイクル後半に適したクオリティ高配当戦略

特定の特徴を持たせたパッシブ・ポートフォリオ経由の資産クラスへの投資は、ファクター投資として知られていますが、これがますます人気を集めています。クオリティや配当利回りといったファクターは、ポートフォリオのリスクやリターンを説明する上で有用であり、2013年の調査によると、こうしたファクターをポートフォリオ戦略として利用した場合、アクティブ運用ファンドよりも低い年間費用で、市場(例えばS&P 500)よりも優れたリスク調整後リターンを達成することも可能です。本レポートでは、クオリティや高配当といったファクターを兼ね備えた企業に注目したクオリティ高配当の投資テーマについて探求します。

金利上昇環境下でのオプション戦略の活用

2022年 10月 19日

金利上昇環境下でのオプション戦略の活用

足元の投資環境は投資家にとっては難題山積の状況であり、現在の水準の市場ボラティリティが当分続くとGlobal Xは予想しています。10年以上にわたる低インフレの後、米国の消費者物価指数は現在、過去40年間で最も高い水準にあり、FRBは積極的な金融引き締めを実施しています。市場は不安定ですが、そうした中でも投資家は伝統的なディフェンシブ・アプローチ以外の方法でチャンスを手にすることができるとGlobal Xは考えています。本稿では、インカム生成、リスク管理、またはその両方など、投資家の目的に応じてオプションベースの戦略がどのように役立つかを検証します。

RYLD:金利上昇期にお勧めのカバードコール戦略

2022年 10月 6日

RYLD:金利上昇期にお勧めのカバードコール戦略

2022年のラッセル2000指数は、資金調達ニーズの高まり、クレジットスプレッドの拡大、米国経済成長への期待が後退し始めたことにより、例年に比べ動きの激しい市場環境に直面しています。インフレ圧力が続く中、FRBが利上げへと大きく舵を切ったことから、ラッセル2000構成銘柄のような小型株の株価バリュエーションには逆風が吹いています。2022年前半に見られたような不安定な市場で成功する戦略はほとんどありませんが、ラッセル2000カバードコール戦略は弾力性があり、良い位置づけにあることが証明されています。ボラティリティ上昇が予想されるため、カバードコールから得られるプレミアムは、過去の平均と比較して高い水準で推移する可能性があります。本稿では、ラッセル2000に焦点を当てたカバードコール戦略が、投資家が厳しい市場環境を乗り切る上でどのような役割を果たす可能性があるかについてご説明したいと思います。

MLPインサイツ  2022年第3四半期:幅広い市場でボラティリティが高まるなか安全な選択肢として期待されるミッドストリーム

2022年 9月 27日

MLPインサイツ 2022年第3四半期:幅広い市場でボラティリティが高まるなか安全な選択肢として期待されるミッドストリーム

エネルギー市場は2022年の大半で不安定な状態となっており、新型コロナウイルスのパンデミック初期に始まる2年間のトレンドが続いています。インフレ高進、金利上昇、ドル高、そしてウクライナ戦争などといったより広範な市場の懸念と数多くのマクロ要因により、エネルギー市場の価格ボラティリティは高水準で推移するとGlobal Xは予想しています。しかし、このような環境下でも、原油価格との相関が低いミッドストリーム株式は好調を維持することが可能であり、他のエネルギー部門や他のグローバル株式および債券をアウトパフォームできると考えています。

インフレ高止まりの中でインカムソリューションとなり得るREIT

2022年 9月 7日

インフレ高止まりの中でインカムソリューションとなり得るREIT

今年はインフレが経済に影響を及ぼし続けており、不安定な市場環境を背景に投資家がポートフォリオのあり方の再検討を余儀なくされています。そこで最近投資家の注目を集めているのは、ベースとなる市場が好調で、上昇基調にある投入コストをテナントに転嫁する能力のある不動産資産です。現在のような金利上昇環境下では、インカムを追求する投資家にとって、不動産投資信託(REIT)が魅力的なソリューションとなる可能性があります。本稿では、今なぜREITを評価すべきなのか、また、投資家がインカムを追求するうえで、幅広いREIT、あるいは特定のセグメントをどのように利用すべきかを探ります。

インカム見通し:2022年第3四半期-記録的インフレが引き続き市場を牽引

2022年 8月 22日

インカム見通し:2022年第3四半期-記録的インフレが引き続き市場を牽引

FRBは5月に金利を50ベーシスポイント、6月には75ベーシスポイント引き上げました。オーストラリア、英国、カナダ等の各国中央銀行も急ピッチで利上げを行い、特にカナダ中銀は7月に100ベーシスポイントもの利上げを行い、市場を驚かせました。このような状況が世界中に影響をおよぼす中、伝統的な株式投資や債券投資は苦戦を強いられました。とはいえ、Global Xでは、投資家はこのような環境下でも粘り強い別の戦略を採ることによって、インカムを生み出す選択肢を有しているものと確信しています。

インカム見通し:2022年第1四半期 – FRBの引き締め開始で金利上昇

2022年 5月 5日

インカム見通し:2022年第1四半期 – FRBの引き締め開始で金利上昇

Global Xは前四半期に、連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派的な政策へと方向転換したことや、インフレ圧力が今後も続きそうであることをお伝えしました。こうした傾向は今年に入って本格化していますが、その背景には、強力な金融引き締めに関する市場予想の定着や、総合インフレ率も先進国の基準からすれば極めて高い水準で推移していることがあります。投資家にとって、インカム投資市場には注目すべきいくつかの重要なテーマやソリューションが存在していると考えられます。

グローバルX Dow 30・カバード・コール ETF(DJIA)のご紹介

2022年 2月 24日

グローバルX Dow 30・カバード・コール ETF(DJIA)のご紹介

DJIAは、ETFを通じてダウ・ジョーンズ工業株価平均指数に対するアット・ザ・マネーのカバード・コール戦略を構築します。本稿では、参照指数であるダウ・ジョーンズ工業株価平均指数の歴史、DJIAがどのように構築されているか、投資家のポートフォリオにおけるDJIAの活用方法を探ります。DJIAのようなカバード・コール戦略は、投資家がさまざまな目標を達成するうえで役立ち、特に現在の金利上昇環境でインカムをもたらす可能性があるとGlobal Xは考えています。

インカム見通し:2021年第4四半期 - 金融引き締めによる金利上昇

2022年 1月 28日

インカム見通し:2021年第4四半期 - 金融引き締めによる金利上昇

長引くサプライチェーンの混乱と旺盛な需要を背景にインフレ圧力がさらに強まっており、FRB(連邦準備制度理事会)が金融政策を拙速に引き締める可能性があります。オミクロン変異株の感染拡大はもう一つの不確実要素ですが、今のところFRBのタカ派色の濃い計画よりも市場への影響は小さいようです。株式市場では収益性やバリュエーションがより厳しく問われるようになってきており、テクノロジーをはじめとするグロースセクターがその影響を強く受けています。多くの投資家はインフレや金利上昇に耐えうる市場セグメントを探していますが、特にインカム投資家は一般的に金利感応度の高い有価証券をオーバーウェイトしていることから、その傾向が強いと考えられます。

Global Xインカム見通し:2021年第3四半期 - 金利上昇への対応

2021年 10月 25日

Global Xインカム見通し:2021年第3四半期 - 金利上昇への対応

債券利回りが年初来の水準まで上昇したことから、金利上昇は第3四半期の主な懸念材料の一つとなりました。世界の主要な中央銀行がパンデミックの際に1年半にわたって超支援的な金融政策を実施した後、よりタカ派的な金融政策を公然と検討したことが、今回の債券暴落のきっかけとなりました。債券利回りの上昇は、新型コロナウイルス感染症のデルタ株の影響が続く中で減速している現在の経済成長の傾向とは逆行しています。このような環境は、債券市場に影響を与えるだけでなく、株式市場にとっても不安材料となっています。インカム重視の投資家は、この金利上昇の環境下で最も困難に直面する可能性があり、タカ派的な政策と債券利回りの上昇がポートフォリオに与える影響に備えなければなりません。

リスク・マネージド・インカムETFの活用法

2021年 8月 26日

リスク・マネージド・インカムETFの活用法

投資家は現在、いかにして低金利環境下で十分なインカムを創出しつつ金利上昇や大規模な市場急落のリスクを軽減するかという、投資運用上の難しい課題に直面しています。国債、社債、地方債などといった伝統的な債券は、元本割れになりにくいものの、現在の利回りは過去最低水準にあるうえ、金利上昇やインフレの影響を受けやすい性質を持ちます。一方、高配当株やREIT、MLPなどは、金利の影響を受けにくく高い利回りを得られることが多いのですが、ドローダウンは高くなりがちです。ここで投資家の検討に値する解決策のひとつが、オプションを活用して下振れリスクを軽減しつつ、ポートフォリオでの運用利回りに代わる利益源を確保する、「リスク・マネージド・インカム戦略」です。

金利上昇期に対応するカバードコール戦略

2021年 6月 8日

金利上昇期に対応するカバードコール戦略

2020年はデジタル化の加速と史上最低金利の年となりましたが、ナスダック100指数(NDX)は一年を通じて堅調に推移しました。とはいえ、我々が新型コロナウイルス感染症の最悪期を脱してニューノーマル(新常態)経済へと向かう中で、同指数の見通しがこれまでのように明るいとは限りません。こうした状況はグロース投資家とインカム投資家のどちらにとっても困難なものとなるでしょう。ボラティリティの高い市況下で成功する投資戦略はごく限られており、特にインカム主体の戦略には不利となりますが、その中でもカバードコールの手法は好成績をもたらす可能性があると弊社は考えています。ボラティリティの上昇が予想される状況下ではオプションプレミアムのインカムが向上する一方でデュレーションリスクは最小限に抑えられると考えられます。

2021年の力強い成長が有望視される新興国市場

2021年 3月 11日

2021年の力強い成長が有望視される新興国市場

世界経済は2020年中盤の低迷期から回復し、今後も継続的に成長する見通しです。その背景として、歴史的水準の財政刺激策と金融緩和政策、順調なワクチン開発、商品価格の上昇、中国の堅調な需要、さらに米国における合意形成型の貿易政策への回帰が好材料になっています。これらの成長要因はとりわけ2021年の新興国市場を押し上げ、その債券および株式市場はともに投資妙味のある資産クラスになると予想されます。

Global X カバードコール&グロース戦略のご案内

2020年 9月 21日

Global X カバードコール&グロース戦略のご案内

この10年間、インカム投資家はポートフォリオに投資妙味のあるインカム源を分散して組み入れることに頭を悩ませてきました。歴史的な低金利の中、債券など従来のインカム源では投資家のインカム・ニーズを満たすことは往々にして困難です。時を同じくして、高齢化は進み、世代を超えて富を保有するニーズが高まる中、投資家は以前にも増してグロース投資に傾注しています。その結果、高いインカムの可能性と長期的な成長機会を共にもたらすオルタナティブ資産クラスと戦略へのニーズが日に日に拡大しています。Global Xは、投資家の目標を効果的に両立するために、QYLGとXYLGを設定しています。

  • ファンド(投資信託)のリスクについて

    ETFは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因については次のとおりです。

    株価指数先物取引の利用に伴うリスク
    株価の変動(価格変動リスク・信用リスク)
    リートの価格変動(価格変動リスク・信用リスク)
    優先証券の価格変動(価格変動リスク・信用リスク)
    カバードコール戦略の利用に伴うリスク
    為替リスク
    カントリー・リスク
    その他(解約申込みに伴うリスク等)

    ※ 基準価額の動きが指数と完全に一致するものではありません。
    ※ 基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。
    ※ 設定・交換のお申し込みにあたって、詳しくは投資信託説明書(交付目論見書) の「投資リスク」をご覧ください。
    ※ 詳しくは、金融商品取引所で取引をされる際にご利用になる証券会社にお訊ねください。

  • お客さまにご負担いただく費用

    お客さまにご負担いただく費用
    ETFに係る費用(金融商品取引所を通してETFに投資するお客さまの場合)
    (2024年11月現在)

    ETFの市場での売買には、証券会社が独自に定める売買委託手数料がかかり、約定金額とは別にご負担いただきます。(取扱会社ごとに手数料率が異なりますので、その上限額を表示することができません。)

    保有期間中に間接的にご負担いただく費用として運用管理費用(信託報酬)がかかります。費用の上限は、年率0.7175%(税込)程度※ です。

    ※ Global X Japanが運用するETFのうち、最高の料率を表示しています。
    また、その他の費用・手数料としては、組入有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、監査報酬等を信託財産でご負担いただきます。
    ※ 「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。
    ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場投資信託および上場不動産投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。
    ※ 詳しくは、金融商品取引所で取引をされる際にご利用になる証券会社にお訊ねください。
    ※ 設定・交換のお申し込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書) の「ファンドの費用・税金」をご覧ください。

  • ETFの留意点

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    金融商品取引所における取引価格と当サイト掲載の基準価額は異なります。金融商品取引所における価格情報等については、売買をお申込みになる証券会社にお問い合わせになるか、ETFが上場する金融商品取引所のウェブサイト等をご覧ください。

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