なぜ銅なのか?なぜCOPXなのか?
ますます構造化しつつある需要
- 銅は、優れた電気伝導性や高い延性、耐食性、コストの低さにより、電気関連用途に幅広く使用される工業用金属です。
- 伝統的に銅の主な用途は建設や輸送、機械に関係していることが多く、銅に対する需要は歴史的に世界の景気循環と密接に関連してきました1。
- 銅の需要を構成する要因は今後、変化し続けるとグローバルXは見ています。電化、都市化、人工知能などの新たな構造的トレンドは大きく発展する可能性が高く、これらの要因が銅の需要全体に占める割合が大きくなるにつれて、銅市場全体が拡大するとみられます2。
ますますひっ迫する供給
- 世界的な鉱石グレードの低下(同じ量の金属を得るために、より多くの鉱石を加工しなければならない)、鉱山の老朽化、国・地域リスクの増大の全てが供給見通しを圧迫しているため、現在の鉱山操業による生産はひっ迫すると見ています3。
- マクロ経済要因も新規供給の見通しを圧迫しており、鉱山運営コストの大幅な上昇(人件費・設備費・物流費の上昇、一部地域での税金・ロイヤリティの上昇)や金利の急上昇が新規プロジェクトの収益性を悪化させています。その結果、今後、企業が外部的成長(M&Aなど外部の力を活用)を図る場合、価格面でより大きなインセンティブを求める可能性が高いと考えられます。
価格:景気循環との連動性が徐々に弱まる可能性が高い
- 銅価格は短中期的には依然として景気循環に連動すると見ていますが、こうしたより構造的な要因による急速な需要拡大は、価格変動を低下させるだけでなく、景気低迷時でも価格を下支えする可能性があります。
- 米国の電力需要は2030年までに25%、2040年までに54%増加する見込みであり4、米国のみならず、世界的にも電化トレンドは依然としてまだ初期段階にある、とグローバルXは引き続き考えています。
鉱山株に特化
- 鉱山株は、固定費の高さから、歴史的に原資産となるコモディティ価格の変動に対してより大きな感応度を示しており(コモディティ価格の上昇がコモディティ価格の動き以上に収益性を高める)、グローバルXの銅価格に対する強気な見通しを踏まえると、潜在的に魅力的な投資対象になります5。
- 鉱山会社は、収益の一形態として配当を提供する場合もあり、これが投資家のポートフォリオにとって株価変動に対する潜在的なクッションとなり得ます。
- 世界のマクロ経済環境の低迷にも関わらず、鉱山会社は銅の良好な需給バランスを背景に、歴史的に景気サイクル全体を通してキャッシュを創出してきました。それによって財務リスクを軽減し、資本配分予算を支援しています。
多様なエクスポージャー
- COPXは、多数の国にまたがる多様な銘柄を組み入れているため、個々の企業に関連した固有の生産リスクを軽減する可能性があります。
資家に配慮した構造
- COPXはETFによる流動性と透明性を総経費率0.65%で提供します。
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