グローバルX マルチテーマ成長株 ETF(GXTG)
:グローバルX マルチテーマのソリューション

さまざまな破壊的トレンドを投資に活かす方法

至る所で破壊的な変化が起きています。革新的なテクノロジーが既存のビジネスモデルの常識を覆し、グローバル経済が成長するための新たな活力をもたらしています。人口動態や消費者の好みの変化により、人々が購入したい製品やサービスも変化しつつあります。さらに、インフラ設備の現代化と自然資源の保全・保護を両立しなければならないという声が高まっており、周囲の環境に対する私たちの関わり方が変化しつつあります。

グローバルX では、過去10年間にわたり、上記をはじめとする重要な投資テーマを特定し、これらの破壊的変化から利益を得るのによいポジションにある企業に対して投資家が効率的にアクセスできるように、ターゲットを絞ったETFを開発してきました。当社は、確実性が高く、投資可能であり、長期的な投資テーマにターゲットを当てたETFを20種類以上提供しています。

また、テーマ投資への投資家の興味も高まっており、米国で上場されているテーマETFの保有資産は2019年第4四半期末の278億ドルから、2020年第4四半期には274%増となる1,041億ドルに増加しました。1しかし、現在の経済はますます多くの側面で破壊的な変化が発生しており、投資家はより多くの投資テーマにアクセスしたいと考えているため、当社ではオールインワンのテーマ投資ソリューションを生み出す必要があるとの結論に至りました。

当社のアプローチは、成長を対象として当社が提供するさまざまなテーマETFに投資を分散させるというもので、投資家はこれにより、どの投資テーマが最も魅力的なグロース投資の機会を提供するのか、および、ポートフォリオにおいてどの投資テーマを重視し、どのように多様性を確保できるのかを効率的に判断することができます。このアプローチに基づいて組成されたETFは、グロース重視のポートフォリオに対し、マルチテーマの長期的なポジションとして追加することも可能です。また、テーマ投資の中核を担うポジションとして個別のテーマETFと同時に利用することで、投資ファンドのエクスポージャーを希望する方向に傾けたり、補完するために役立てることもできます。

GXTGはどう機能するのか?

GXTGは、ソラクティブ・セマティック・グロース・インデックスを追跡し、当該テーマが破壊的変化をもたらしているセクターにおいて最も高い成長性を示す7種類のテーマETFに投資するものです。

  • 当初の投資群: GXTGにおいて投資可能な対象は、構造的な破壊をもたらすマクロトレンドに対してエクスポージャーを持つグローバルXのさまざまなETFですが、これらは一般に従来のセクター別および地域別の分類に基づかず、破壊的なテクノロジーの進展、消費者の行動や人口動態の変化、あるいはインフラや有限な資源に対するニーズの変化に基づいて組成されます。
  • セクター別の分類: 投資対象となりうるそれぞれのテーマETFに対しては、選定および加重のために、当該テーマが主に経済のどの側面に破壊的な変化をもたらすのかに基づいて特定のセクターが指定されます。例えば、フィンテック分野は金融セクターに属し、リチウム電池およびバッテリー技術はエネルギーおよび輸送セクターに属します。

  • 選定: インデックスのプロバイダーであるソラクティブAGは、当初の投資群に含まれる各ETFにつき、当該ETFが保有するすべての企業における収益の加重平均成長率に基づいて、合計の売上高成長率を算出します。同じセクターに指定されたETFの中で、最も売上高成長率が高いETFが選定され組み入れられます。
  • 加重: インデックスに含まれる各ETFに対して、当初一律7.5%の加重が設定されます。売上高成長率が、インデックスに含まれるETFの中で上位半分以上だったETFに対しては、追加で7.5%の加重が加えられます。売上高成長率が最も高かったETFに対しては、さらに7.5%の加重が追加されます。各ETFに設定できる最大の加重は25%までで、残余分はインデックスに含まれる他のETFに平均して配分されます。
  • 加重/選定の見直し: 選定の見直し(再構成)は毎年8月に実施し、加重の見直しは毎年2月と8月に実施します。

インデックスのメソドロジーの大部分は、Global Xが開発したテーマ投資に対する調査および投資アプローチに基づいています。その際に考慮される事項の1つは、潜在的な成長率に基づいた最適化です。このメソドロジーは、売上高成長率に基づきテーマを選択し、最も高い成長率を示すテーマをオーバーウエイトすることにより、当該テーマに関連する製品やサービスが市場において急速に支持を得、急速に認知度が高まっていると考えられるテーマへのエクスポージャーを得ようとするものです。もう1つ考慮される事項は分散化です。このメソドロジーは、破壊的な変化が発生しているセクターごとにテーマをグループ化し、各グループから1つのテーマを選択することで、破壊的変化を進行させる大きな要因の間でバランスを取ろうとするものです。

結論

テクノロジーの進歩、人口動態の変化、および自然環境に関する要因により破壊的な変化が進行中であり、これらのトレンドを活かせるようなポートフォリオを求める投資家が増えています。GXTGは、さまざまなテーマETFを1つのETFにまとめ、成長率が非常に高いセグメントにエクスポージャーを高めると同時に、破壊的変化によって影響を受けるさまざまなセクターに投資することで多様性を確保し、効率的なオールインワンのテーマ投資ソリューションを投資家に提供するものです。