- 日銀は2024年にYCC*の撤廃とマイナス金利政策の解除で17年ぶりに政策金利の引き上げを行いました。
- コロナ禍からの急回復や、地政学リスクの高まりによるエネルギー価格の上昇、円安に伴う輸入物価の上昇等で物価は上昇傾向にあります。
- 今後も物価の上昇と人手不足などによる賃上げが継続すれば、さらなる利上げの可能性があります。
*イールドカーブ・コントロール(YCC)は長短金利の誘導目標を操作する金融政策
※日銀は2001年3月19日から2006年3月9日まで量的緩和政策を導入し、金融市場調節の操作目標を無担保コールレート・オーバーナイト物から日本銀行当座預金残高に変更していたため、政策金利に該当する金利はありません。
(注)期間は1991年12月から2024年11月まで、月次
(出所)Bloomberg、日本銀行よりGlobal X Japan作成
※所定内給与とは所定労働時間を勤務した場合に通常支給される月々の賃金のことで、基本給のほか職務手当、家族手当、通勤手当等の諸手当を含みます。
(注)期間は1991年12月から2024年9月まで、月次
(出所)総務省、厚生労働省よりGlobal X Japan作成